なぜ、ガイガーカウンターが必用なのか
2011年3月11日の東日本大震災による福島第一原発の水蒸気爆発により
福島県をはじめ、近隣の地域に広く放射性物質が撒き散らされました。
それにより、ほうれん草やカキナ、お茶の葉の汚染が発覚。
現在では、そのとき屋外に置かれていた「稲わら」を食べた牛たちが
放射性物質に汚染されていることがわかりました。
放射線量は粉のようなものなので、一旦舞い上がると
どこに、どう飛んでいくのか予測が難しいのです。
「ホットスポット」と呼ばれる、狭い範囲で高い放射線量の地域が
原発から100キロ以上離れた場所で見つかるのはそのためです。
政府でも全力を上げて放射線量の測定をしていますが
あなたの住んでいる近所の放射線量は、政府にもわからないのです。
あなたが大人で、住んでい場所が原発から30キロ以上離れているか
計画的避難区域でないなら、被爆についてさほど心配ないでしょう。
でも、あなたに子どもがいるとしたら話は別です。
子供は、大人の3倍は被爆すると言われています。
なので、被爆については敏感になる必用があります。
各自治体で、狭いエリアでの放射線量の測定が始まりましたが
あなたの家の庭や、あなたの出かける場所の放射線量までは
自治体でも測定してはくれません。
だったら、どうする?
答えはひとつ
「自分で測る」しかないのです。
じゃあ、何で測るの?
それは「ガイガーカウンター」という機器で測定します。